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2008年8月26日 (火)

ルドンの黙示観劇記(その1)

080826さて、24日に出かけた「ルドンの黙示録」の観劇記です。

まず劇場について驚いたのが、客層が今までと違う、、、、
圧倒的に若い女性が多かったのです。今回の主演はどうもイケメン俳優のようです。
ここの劇団はメインキャストに客演を迎え、脇を劇団員が固める創作スタイル(らしい)なので、こんな現象が起きるのでしょうか?

まずはあらすじを。
作演出の松枝(まつがえ)氏の世界観はいつも濃厚でみっちりと詰め込まれているので、うまく要約出来てないかもしれませんが、、、

物語は遙か未来の地球。一度繁栄を失った人類は再び世界を支配する帝国シハージャ、その属国ドレ、そしてドレの辺境の民カソーミという勢力図を成しています。
(支配者ー奴隷ー下層民ということなのでしょう。)
でもこの時代の戦争は、剣での斬り合い。さながら戦国時代のようです。
科学的な技術力を失ったあとの世界という設定なら、風の谷のナウシカっぽいですし、その剣と使い手に何か特別なパワーがあるのなら、スターウォーズのライトセーバーっぽいです。
まぁ、ここは深く考えずにそうなんだと割り切った方がよいようです。

しかし、この遙か未来の地球の話、実はルドンという少年が書いている小説の世界だったのです。そして彼の住む世界はあと数ヶ月で滅びようとしているのでした。(なぜだかは分かりません。)
病気である彼はには不思議な力があり、彼の口にする言葉や書く文章が現実化するのでした。周りの人間は彼に世界が終わらないように小説を書かせようとします。ある日、彼のいる病院に謎の兵士フジオを現れ、病院にいる人々を安全な場所へと移動させようと連れ出すのでした。フジオの真意が分からぬまま、彼らが向かっていたのは”約束の地”というところ。

ここまで観て、約束の地で現実世界と物語世界が遭遇しクライマックスになるのだと私は推理したのですが、あえなく外れてしまいました。

現実世界だと思っていた世界も実は、わが子を殺され精神を病んだ女流作家が精神病棟で書いている小説の世界だったのです。彼女はわが子を主人公とし、早く世界を終わらせようとしていたのです。

物語も後半になってからの予想外の展開。これで本当にうまく終われるのか、観ている方が心配になってしまいました。

結局、女流作家の精神状態は、彼女と彼の書く小説世界の登場人物たちによって癒され、正常に戻ったのでした。めでたし、めでたし。

って、これで丸く収まったのは現実世界だけで、他の2つの世界はどうなったかというと、、、、

やっぱり簡単には要約できませんでした。
次回は遙か未来の地球の話を中心に感想を述べたいと思います。今日はここまで、、、、

ドレの王の弟を愛するシハージャとカソーミの姫。昨日ちょっと書いた野田版愛陀姫と似たようなシチュエーションですよね、、、
(次回が明日とは限らない)

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